母を、看取らば
末期がんに限りませんが余命が告知される病の場合、残された時間がわかるためなのか、いろいろなことが出てきます。
実務的なことも
家庭運営のことも
残して逝く、家族のことも
親族のことも
一気に噴出します。
患者さんを外して考えると、このとき一番大変なのはキーパーソンとされる方だと私は思っています。
病院側からも親族からも、もちろん患者さんからも
一極集中
であてにされます。
このキーパーソンの方が
娘
の場合が多いのですが、この娘からさんの
胸のうち、辛いものが沢山沢山詰まっていました。
長男教の親は病気になると
やはり娘は気楽でいいわね
やはり娘を産んでよかったわ
私がガンなのに外で働くなんておかしいわ
と、言います。
流行ってますよね、母と娘の透明な蔓で縛られた腐った関係。
娘さんは奴隷のようです。
長男は
俺には病気のことはわからない
お前女だろ
と、言います。
流行ってますよね、長男はおっさんになっても
母にとってはお客さんなんです。
この娘さんのことをこれから書いていきます。
この娘さん、頑張りすぎて不眠症になっています。
カウンセリングをすすめました。
「母を、看取らば。」