医療関連の記事とたまにサッカーのことを保健師が書いていくブログ

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突発性浮腫(ふしゅ)について

今回は突発性浮腫についてお伝えしてまいります。
浮腫(ふしゅ)とはむくみともいわれます。むくみ、という方が馴染みのある方も多いかと思います。私たちの体は心臓の働きにより、全身に血液が循環すること成り立っています。血液には栄養素、酸素、水分等が含まれております。血液が全身を巡り栄養素や酸素を全身の臓器に運び、そして老廃物等を回収して再び心臓に戻って来ます。健康な状態であり、本来は水分のたまらない場所に水分がたまってしまい膨らむことをむくみといいます。
そして心臓から一番離れた脚を巡ったあとの血液は重量の力に対抗して心臓まで戻らなければなりません。その重力に対抗してくれるのはふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉が何らかの原因で心臓まで血液を戻す役割を果たせなくなった時、脚全体や膝、足首などの下半身でむくみがひどくなり、痛みを伴うことが少なくありません。
一日中立ち仕事をしていて夕方には足がパンパンになり、靴がきつく感じる方も多いかと思います。このような場合、一過性のむくみであり、しっかりと足をマッサージをしたり休養をとることでおさまります。
また、肝臓や腎臓、甲状腺などの臓器に疾患が原因でむくむこともあります。また内服している薬の副作用としてむくみが出てしまう方もいらっしゃいます。
しかしながら突発性浮腫は病気や薬が原因でないのに、一定の期間、繰り返しむくみがでます。むくみが出る箇所は、手足だけでなく顔やお腹にも現れます。

一日中立ち仕事をしたり、歩き通しで過ごした夕方に足にむくみが出る方は多くいらっしゃいますが、突発性浮腫の場合、足がむくむだけではなく体重も2〜3キログラム増えることがあります。20~50代の女性に多くみられます。生理前に症状が重くなることからホルモンのバランスの変化になにか原因があるのではないか、という研究者もいますが未だにその原因ははっきりとは分かっていません。
突発性浮腫ではむくみや体重増加、頭痛等の身体的な症状だけではなく、理由が特にあるわけではないのに不安になる、やる気がなくなる、疲れやすい、食欲減退、不眠など、うつ状態になることもあります(うつ状態とはうつ病ではありません。病名ではなく、状態を表します)。
また、過度なダイエットによりひきおこされるともいわれています。食事を減らすことで必要な栄養素が十分に摂取することができなかったり、また下剤の乱用で体内のバランスが崩れるとそれらが身体的なストレスとなり症状が重くなってしまうのです。

また突発性浮腫は診断を決定するまでに時間のかかる検査が必要になります。
先ほど申し上げたとおり、腎臓や肝臓などにあきらかな原因疾患がないことを、まずははっきりさせるために検査し、腎臓や肝臓などに原因はないと診断をします。
また女性の場合には生理とも関連しているため、毎日起床直後と、就寝前に体重の確認をします。また生理周期とは関係なく、顔や腕など、心臓から上の体部分にむくみはあるかどうか、むくみが出ている間、イライラしたり落ち込んだり感情の起伏が激しくなることはあるか、などを細かく調べます。
突発性浮腫と診断された場合、残念ながら特効薬はなく対症療法で症状を軽していくことが治療法となります。放置しても大きな異常につながることはないと思われています。また、利尿剤を服用するとむくみがすっきりとすることもあり、利尿剤を習慣的に飲み続ける方も多いようです。利尿剤の長期にわたる服用は腎臓への負担となり、他の病気を引き起こしてしまうこともあります。
自分の判断で対処せずに、専門医への受診をおすすめいたします。
むくみは色々な臓器の疾患のサインですので、どこの科に行けば良いのか悩む方も多いかと思います。まずは近所の内科受診をおすすめいたします。並列して看板に、腎臓内科、泌尿器科などがある場合にはそれぞれの専門医資格をもっている先生がいらっしゃいます。その場合ですと、もし大きな検査や入院が必要になった場合によりスムーズに転院先を紹介してもらえます。
むくみは体の中で起こっている変化を教えてくれる貴重なサインです。ですからたかがむくみだと放置せずに、適切な対応をしてください。

乳児湿疹の原因について

長い妊娠の期間過ごし、出産という大きな仕事を終えたママ。そして出産と同時始まるのが赤ちゃんのお世話です。
赤ちゃんは言葉で自分のことを伝えることはまだできませんから、ママだけなく、多くの大人の目で見つめてあげることが大切です。
毎日欠かせない赤ちゃんお世話のなかで大切なことの一つに、沐浴があります。そのとき、赤ちゃんの全身の状態もチャックするママ、パパがほとんどだと思います。赤ちゃんの顔や背中にプツプツの赤い吹き出物のような湿疹を見つけて慌ててしまう、という経験はありませんか?乾燥してかさかさしていたり、赤くなって腫れていたり、痒そうにしている、、、等。
赤ちゃんが生まれてから一歳くらいまでの間に、顔のなかでも特おでこ、お腹や背中に繰り返しできる湿疹をまとめて、乳児湿疹といいます。赤ちゃんの肌は大人と比べると大変薄いため、ちょっとしたことでバランスが崩れて荒れてしまいます。しかしながら適切なケアをすると、治りが早いのも赤ちゃんのお肌の特徴の一つです。
乳児湿疹ははっきりと原因のわからないものもあります。お家でできるケアをしても繰り返し再発したり、症状がひどくなる場合には小児科医師に受診をおすすめします。また発熱を伴う湿疹もありますので、湿疹だけでなく他に気になる症状があるかどうかを確認することも必要です。

今回は乳児湿疹の原因のいくつかをお伝えします。

あせも
赤ちゃんは新陳代謝がとても盛んなため、汗をとてもかきます。ムチムチしている赤ちゃんは手首や肘、膝の裏側にも汗をかき垢もたまりやすいのです。首の周りや背中、おしりなどの目につきやすい場所だけでなく、蒸れやすいところには湿疹ができます。生まれたばかりの新生児(生後一週間から一ヶ月)の頃は白くプツプツができます。新生児期を過ぎると赤いプツプツになります。強く引っ掻いてしまって細菌に感染すると、感染したところがさらに腫れて膿がたまります。これを、とびひ、といいます。とびひは感染することもあるため、保育園などに通園している赤ちゃんはとびひのために通園をお休みして欲しいという場合もあります。とびひはきちんと小児科医師や皮膚科医師に受診をして適切な処置を受ける必要があります。

あせもの原因は皮膚の蒸れから始まります。赤ちゃんは大人よりも体温が高めですし、汗をしっかりと外に出す働きも未熟です。そのため肌が重なっているところは蒸れやすく、細菌も増殖しやすいのです。
あせもを防ぐためには、毎日の沐浴はもちろんですがこまめに汗をふいて肌着が湿っていたり汚れていたら着替えをまめにしてください。寒い季節にはついつい重ね着を多くさせたくなってしまいますが、大人よりも一枚少ないくらいが丁度良いとも言われます。またおしりから腰にかけてもよくみられますので、オムツを交換することも効果的です。


新生児ニキビ
新生児期(生後一週間から一ヶ月の間)によくあらわれる症状です。赤いプツプツがおでこや頬にでき、顔全体に広がり真っ赤になることもあります。
清潔な状態を保つことで生後二ヶ月くらいには自然と治ります。しかしながら引っ掻いたり擦ったりすると、症状が悪化することもあります。
基本的には沐浴のときに優しくガーゼなどで顔をふいて洗ってあげてください。過剰に石鹸を使っり、顔の皮膚を強く擦ってしまわないように気をつけてください。ぬるま湯で濡らした清潔なガーゼで拭っても脂っぽい感じが強く残る場合に、良く泡だてた石鹸やボディソープを使って顔を洗うことをおすすします。石鹸やボディソープを使った場合には必ず良く泡を流しましょう。泡が残るとそこがかさかさになってしまって痒みを増加させてしまうこともあります。


乳児脂漏性湿疹
生後四ヶ月頃までの赤ちゃんに良く見られます。保健所や保健センターの1ヶ月検診のときに保健師や看護師から、赤ちゃん皮膚のトラブルについての説明のパンフレット等をもらうこともあるかと思います。それは乳児脂漏性湿疹についてママからのご相談が多いためです。
頭と顔に、黄色っぽいかさかさのフケのようなものがあらわれます。かさぶたのようにみえるおおともあります。痒みはありませんが、症状が悪化すると赤くなって腫れたりジュクジュクした状態になります。
これは皮脂が過剰に分泌されるためだと言われています。
この場合も沐浴、入浴時にしっかりと肌を洗い清潔に保つことが大切です。かさかさなった箇所がなかなか取れない場合には、ワセリンやベビーオイルを使うととれやすくなります。清潔なガーゼにベビーオイルをつけてかさかさになっているところをふやかします。そしてベビー用の石鹸等をしっかりと泡だてて肌を洗い、良く流します。
この時期の赤ちゃんは自分で引っ掻いてしまうことが多いので、ママやパパとってはとても困ってしまうことも多いのかと思います。
赤ちゃんの爪はきれいに丸く切りそろえるようにしてくださいね。そして、夜寝ているときに引っ掻いてしまうことが多いので、ミトンを使う等も良いかと思います。ミトンは柔らかいものを使って、こまめに取り替えて清潔なものをつけてあげてくださいね。おしゃぶりが好きな赤ちゃんはミトンをジュウジュウと吸って、ミトンが湿ってしまって手が蒸れてしまうこともあります。


アトピー性皮膚炎
これは乳児脂漏性湿疹と症状が良く似ていますが、強い痒みを伴い何度も繰り返すことが特徴といえるでしょう。残念ながら原因は未だにはっきりとはしていません。食物アレルギーやハウスダスト、動物の皮膚や毛等が体内に入ったり、皮膚に触れることで湿疹が現れたり赤くなってかゆくなったりします。
この場合には必ず医師の診断と適切な処置が必要です。様々な湿疹があるので、ママが自分で判断することはとても難しいものです。赤ちゃんの泣き方がいつもとあきらかに違う、生まれて初めての食べ物など、心当たりがあった場合には出来るだけ早い受診をお勧めします。


食物アレルギーによる湿疹
離乳食を始めてからママが気になるのは、この特定の食べ物によって引き起こされるアレルギー反応だと思います。赤ちゃんが初めて色々な食べ物を口にするわけですから、その成長に喜びを感じると同時に不安を感じるママも多いのではないでしょうか。
代表的なアレルギーの元となる食べ物は、卵、牛乳、小麦、大豆などがあげられます。
赤ちゃんによってアレルギーの反応は様々ですが、口の周り、口の中、あるいは全身に赤い湿疹があらわれます。そして下痢をしたり吐いてしまうこともあります。また呼吸困難になって命に関わることもあります。

まとめ
赤ちゃんの肌はいつも清潔な状態に保ちたいものです。しかしながら、あまり気にしすぎて過剰にケアをして、症状をひどくさせてしまうこともあります。初めてのことでわからないことも沢山あるのは当然のことです。
気になる湿疹があらわれたら、ママが一人で抱え込まずに、小児科の先生や皮膚科の先生に相談してくださいね。湿疹の原因がわかれば適切な処置が早くにできます。
受診する場合には、いつから症状がつづいているのか、初めて食べさせたものはあるか、なメモをしておくことをおすすします。ママからのお話が医師の診断にはとても大切です。

痛みを伴うむくみについて

寝ている間に足のむくみ・疲れをスッキリ軽くする「夜用揉まれるサポーター」

今回は痛みを伴うむくみについてお伝えいたします。
まずはむくみについておはなしします。
むくみとは浮腫(ふしゅ)ともいわれます。私たちの体は心臓の働きにより、全身に血液が循環すること成り立っています。血液には栄養素、酸素、水分等が含まれております。血液が全身を巡り栄養素や酸素を全身の臓器に運び、そして老廃物等を回収して再び心臓に戻って来ます。健康な状態ならば本来は水分のたまらない場所に水分がたまってしまい膨らむことをむくみといいます。
そし心臓から一番離れた脚を巡ったあとの血液は重量の力に対抗して心臓まで戻らなければなりません。その重力に対抗してくれるのはふくらはぎの筋肉なのです。
ふくらはぎの筋肉が何らかの原因で心臓まで血液を戻す役割を果たせなくなった時、脚全体や膝、足首などの下半身でむくみがひどくなり、痛みを伴うことが少なくありません。
一日中立ち仕事をしていて夕方には足がパンパンになり、靴がきつく感じる方も多いかと思います。
しかしながらただむくむというだけではなく、痛みを感じることが多くなった場合にはより注意が必要となります。
先ほど申し上げたような、一日中立ち仕事をして夕方には足がむくみ多少の痛みを感じるという場合でも、しっかりと休養をとり、マッサージなどをすることでむくみと痛みが解消されるならば心配は要りません。
しっかりと休養をとり、むくんだ箇所を優しくケアしてもむくみも痛みも解消されない状態が継続する場合には病気が隠れているケースがあります。

ご自分でわかりやすいむくみは手、足、顔だと思います。
ここでは手、足、顔のむくみ、痛みをの原因となる病気についていくつかあげていきます。

腎臓の働きは血液をろ過して老廃物を尿に変えて体の外に出すことです。この役割が果たせなくなると、老廃物が血液中に残ってしまったり必要な栄養素までそとに出してしまうことがあります。腎臓に何らかの原因があり痛みを伴うむくみが続いている場合には、手足のむくみはだけではなく顔のむくみも酷くなります。この顔のむくみは特徴的で、ムーンフェイスともいわれます。満月のお月様のように顔が丸くなってパンパンに膨らんでしまいます。
腎臓に炎症を起こす腎炎、血液のろ過を正常に機能させなくなるネフローゼ症候群などが病名としてあげられます。

そして女性に多く見られる、甲状腺機能低下症です。甲状腺とは首の扁桃腺のもう少し奥、のどぼとけの少し下に位置する臓器です。
甲状腺が果たしている機能は代謝です。正確には代謝をつかさどるホルモンの分泌なのですが、ここではわかりやすくイメージしていただくために、代謝をあげたり下げたりする役割だとお伝えしておきます。
甲状腺機能低下症は全身の代謝を下げてしまいます。つまり新陳代謝が悪くなりますので全身が何となく重いと感じたり、首なども腫れます。
手足のむくみ、顔のむくみだけでなく急な体重増加や首の腫れも見られた場合には注意が必要となります。

そして栄養素が不足していると痛みを伴うむくみの症状があらわれることもあります。それはビタミンB1の不足です。
ビタミンB1の大切な働きの一つに、白米やパンなどの炭水化物として摂取した糖質を体内でエネルギーに変えるということがあります。ビタミンB1が不足すると、糖質をエネルギーに変えることができなくなります。足がしびれたり、むくみに痛みが伴い、動機などが引き起こされることもあります。

そして足の血管が浮き上がる、静脈瘤も痛みを伴うむくみの原因となります。足の表面にある血管がうねうねをと曲がり浮き出してくる病気です。

ただむくむというだけでなく、痛みを伴う場合には何らかの病気のサインかもしれません。
むくみは足に出やすいのですが、足だけではく手や、心臓よりも上にある顔や首に痛みを伴うむくみの症状があらわれた場合には軽視せずに受診することをおすすめいたします。

どこの科に受診したらいいのかお悩みになる方が多いかと思います。その場合、かかりつけの内科のクリニックなどがあるならばまずは内科の先生に相談してください。内科は非常に専門が細分化されています。短い診察時間に色々と説明することができないのではないかと不安になった場合には、気になる症状がいつ頃からどのくらい続いているのか、症状の程度はどのくらいのんか、あなた様が一番心配で困っていることをメモに書いて持参するとよいでしょう。
特に、痛みをともなうけれどただのむくみで受診するなんて、、、と、遠慮してしまう方が多いのですが、日常生活を送る上で困っているならば早めに受診していただきたいと存じます。



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自律神経失調症

今回は自律神経失調症についてお話しいたします。
自律神経失調症とは、めまい、耳鳴り、手足のしびれや痛み、等の身体的に現れる症状と、イライラしたり、理由がないのに不安になったり、時には言葉では言い表せないような恐怖心に苦しむなど、精心的な症状としてあらわれるます。また自律神経失調症の症状は鬱と似ていることが多いため、最初は病院の心療内科や精神科で受診をなさる方も多いかと存じます。しかしながら、医師が処方する薬や漢方薬を内服し治療をしてもなかなか症状が改善されず、結局自分の身体に何が起こっているのか不明なまま症状が重くなってしまうという方も多いのが、自律神経失調症です。

自律神経失調症には大きく4つのタイプに分かれます。
①本態性自律神経失調症
元々の体質に原因があり、自律神経の調節機能が乱れやすいタイプです。体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多く見られます。病院で検査をしても特に異常が発見されることはなく、日常生活のストレスもあまり関係しません。 体質を改善するために、食事や運動などの生活習慣見直すことで改善されることがあります。 
神経症自律神経失調症
 心理的な影響が強いタイプであり、環境の変化や人間関係のストレスで体調をくずしてしまいます。感情の移り変わりが体に症状として現れます。
 
心身症自律神経失調症
 日常生活のストレスにより、精心的、身体的共に症状があらわれます。自律神経失調症の中ではもっとも多いくみられるタイプです。几帳両で努力家のまじめな性格の人がなりやすいです。
 
抑うつ自律神経失調症
 心身症自律神経失調症がさらに進行したものです。
 肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。病院で受診をしても、身体症状を改善するための薬を処方されても症状は良くならず、相談できるような窓口もないため、過労などの理由でお仕事をしている方は休職する方もいらっしゃいます。

自律神経失調症で多いのは、③と④の方でありまたこのタイプの方は病院へ行って薬をもらっても改善しないというケースが多いのです。

自律神経失調症は命に直接関わる病気ではないと、なんとなく放置してお過ごしになるかたも多いのです。元来、我慢強く責任感の強い方がなりやすいので、目の前の家事や仕事に没頭し自分の身体については後回しにされるためでしょうか。

嫌な記憶

<p><a href="http://blog.hatena.ne.jp/-/topic/PTAについて">&#x30C8;&#x30D4;&#x30C3;&#x30AF;&#x300C;PTA&#x300D;</a>について</p>

 

 

やりました。

私もかつて、やりました。

 

幼稚園の会長

小学校のある部の副部長

小学校のクラス長会書記

 

私の結論は

何をやるか

より

誰とやるか

でした。

 

仕事の組織と違い、保護者のバックグラウンドは多種多様でした。

嫌味ではなく、いろいろな人間がいるって思いました。

 

やりたくない人は

病気を理由にすることが多く、そんな人はだいたい

…仮病じゃん…

と、私は思っていました。

口には出さず、大変ですね、と返してました。

 

医療従事者の他の保護者の方が

こっそり、

あの人、病気じゃないですよね…

言ってきて、二人で

うーん…

なんて微妙な空気になってました。

 

で、結局は

ちゃんとやる人が残って

ちゃんとやっていました。

 

私は他の学校を知らないので、他の学校にもいろいろあるんだろうな、と思います。

 

ただ、嫌な思いは沢山しました。

言いづらいことを言う立場にいたこともあって

かなり恨まれました。

逆に一緒に恨まれる立場に立たされた方や、ちゃんとやる側の人とは仲良くなれました。

 

子供たちのためには

保護者会、あるいはPTAという組織は必要だとは思いました。しかしながら在り方については議論が必要になります。 

 

でも本音は

もう役員はやりたくないなぁ…

 

 

甲状腺機能低下症とむくみ

今回は甲状腺機能の低下症とむくみについてお伝えいたします。
甲状腺とは扁桃腺の奥、そしてやや上に位置すること臓器です。甲状腺は代謝に関わる大きな働きをしているホルモンを司る臓器です。甲状腺機能低下症とは簡単に申し上げますと代謝の機能が低い状態にあるということです。そして30〜40代の女性に多くみられる病気です。
逆に甲状腺機能亢進症とは代謝の機能が高い(高すぎる)状態といえます。皆様も代表的なものとして、バセドウ病等の病名を聞いたことがあるかと思います。
ではなぜ甲状腺機能低下症になるのでしょうか。この病気は自己免疫異常によるものといわれています。シンプルに表現しますと、自己免疫とは体のなかに入った異物を撃退するための働きです。この機能がなんらかの原因で誤作動をおこしてしまうのです。
むくみと大きく関係があるのは、亢進症状ではなく低下症となります。
むくみとは浮腫(ふしゅ)ともいわれます。健康な状態ならば、たまらない場所に水がたまってしまう状態です。そして甲状腺機能低下症によるむくみは「粘液水腫」いいます。
甲状腺機能低下症にみられるむくみは独特の特徴があります。この「粘液水腫」は水分が貯まっている感じではありません。指で皮膚を押して凹ませてもすぐに元に戻ります。また、朝起きた時に手や顔がこわばったようになります。そして「特有顔貌」とも表現されるのですが、顔のむくみがひどいと瞼がむくみ、唇が厚くなったり舌が大きくなってしまうこともあります。そして咽頭(喉の奥)がむくむこともありますので、そうすると声が低くなってしわがれ声になります。外見が老けて見えてしまうために更年期障害や老化が早まっていると思ってしまうかたも多くいらっしゃるようです。

先に述べましたとおり甲状腺は代謝関わる臓器ですので全身(内臓の臓器も含めて)がむくみます。わかりやすい症状は、新陳代謝が低下して食欲減退になり、食べている量が減っているのに体重が増加するというものです。胃腸の働きも低下するため、胃が膨れるような膨満感があり便秘になりやすくなります。
そして暑い夏の日であっても汗をかかないようになります。そして寒さをより辛く感じるようになります。
いわゆる基礎代謝が低下した状態が継続することで様々な症状が現れるのです。
そして心臓を包んでいる筋肉にも水がたまってしまうこともあり、心臓が膨らんで大きくなることもあります。心臓を包む筋肉の働きが弱まると、全身に血液を送りだす力が弱まります。血液には水分や栄養素が含まれており、心臓は全身の臓器に血液を送ります。そして代謝された老廃物を回収した血液を、再び心臓に戻さねばなりません。そのポンプの役割が果たせなくなると全身の血液の流れ(循環)が悪くなり全身のむくみをより強めてしまいます。またこの症状から心臓や腎臓、肝臓の病気と間違われることもあります。

特に女性の場合は甲状腺機能異常(甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症)と、更年期障害と発症の年齢や症状が似ています。そのため、甲状腺機能の異常を更年期障害と勘違いしてしまうこともあります。
甲状腺機能低下症と更年期障害における、似ている症状を列記します。
・頭痛
・不眠
・めまい
・うつ傾向
・記憶力低下
・関節痛
・生理不順
などです。

全身のむくみ、食欲がないのに体重が増える、顔つきがかわる、等の症状が現れ他場合には、「更年期障害だろう」「しばらく様子を見よう」などと自己判断で放置はしないようにお勧めいたします。
先にも述べましたが、腎臓などの命に直接関わる臓器にも影響を与える病気ですので自己判断での放置は非常に危険です。
おかしいな、と思ったら近所の内科受診をおすすめします。内科と並列して「内分泌内科」と看板があがっているクリニックの場合は、内分泌内科の専門医の先生が開業しています。クリニックでは出来ないような検査や入院による加療が必要な場合には、大学病院や総合病院等の病院を紹介してくれます。
更年期障害と間違えやすいため、医師の問診には適切に応えられることが大切です。
自分の気になる症状はいつから始まったのか、身体のどの部分がむくみがひどいのか、意欲減退、食欲減退は普段の生活を送ることができないくらいにひどいのか等。メモに書いておくことをおすすめします。


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骨折後のむくみ




今回は骨折後のむくみについてお伝えいたします。
骨折とは「骨の連続性が断たれた状態」です。ですから一般的に言われる「骨にヒビが入った」という状態も骨折とみなします(ヒビという病名はありません)。
また骨折には外見が大きく変化して骨が折れているとわかるものや、関節以外の部位の骨が動く(曲がる)ものなど、多岐に渡ります。つまり、ヒビが入っているという外見からはわかりにくいものから、外見が大きく変形してしまうものなど様々です。そのため骨折しているどうか、わかりにくいことがあります。その際、一つの目安となるの症状が「圧痛」です。骨折したところを強く押すと、打撲ではない鋭い痛みを感じます。
また骨折している場合は、強打したり捻った直後から痛みが継続します。痛みが一週間以上続いている、一週間以上経っても痛みが引かない、むしろ痛みが強くなり違和感のあるところがどんどん腫れる、等症状がみられた場合には自己判断して放置はせずに、整形外科を受診してレントゲンを撮って診断してもらうことをおすすめします。
また骨折よる腫れやむくみは、冷やしたほうが良い場合とあたためるほうが良い場合いがあります。骨折したかもしれない、と思った場合には出来るだけ早めに診断を受け適切な処置が必要です。整形外科では何れにしても最終的にレントゲンで骨の撮影をして、骨折か打撲か等の判断をしています。

骨折してから数時間後には周辺の部位が出血や炎症により腫れます(大量に出血して意識を失うこともあります)。この腫れが引くまでには二週間から数ヶ月かかります。骨折した場所やその程度より変わってきますので注意が必要です。この腫れを放置すると骨が萎縮してしまい、骨折したところ以外の骨もスカスカになってしまうことがあるからです。また骨の作っているもののなかに、骨髄液があります。骨折するとこの骨髄液に含まれる脂肪が漏れて、血液に流れ出てしまうことがあります。この脂肪が頭の太い血管を塞いでしまい、命の危険に及ぶこともあります。

また、骨折後にむくみがあらわれることが良くあります。
むくみとは浮腫(ふしゅ)ともいいます。むくみとは、正常な血液の流れを維持し、本来ならば水分の貯まらないところに水分がたまり、ふくらんでしまうことです。骨折後は骨折したところから炎症し、また骨折した部位をギブスなどで固定することから動かすことができず、よりむくみの症状がひどくなります。
骨折は骨折した場所とその程度により治るまでの時間も、治療方法も大きな違いがあります。
ですから全ての骨折でむくみがあらわれるとは言えませんが、大抵の骨折ではむくみがあらわれます。このむくみが引くまでには個人により違いはありますが、六週間から数ヶ月かかるといわれています。むくみとともに痛みをともなうことみありますので、むくみはできるだけケアする必要があります。
そしてケアにより、むくみを軽減することはできます。骨折の場所にもよりますが、骨折をしてギブスなどで固定しているところから先のところを心臓より高くすることで、むくみを軽減させることができます。
例えば膝を骨折した場合には、日中の活動時は無理でも、就寝している間は膝から爪先を高い場所に保定しておくとむくみが軽くなります。
また骨折しているところはしっかりと固定して、他の全身の運動は意識して行なうことをおすすめします。運動をしないと骨折していないところの筋力が衰えてしまうことがあり、全身の血液の流れを悪くしてしまい、むくみが酷くなることがあるからです。
リハビリテーションを専門とする理学療法士のアドバイスを得られると、骨折の病状に合わせたリハビリテーションを行ってくれますし、無理のない範囲で出来る運動を教えてくれます。早く治したくて自己判断で負荷をかけすぎた運動をすると、かえって症状を悪化させますし治るまでの時間が長くなるばかりではなく、拘縮したり骨がきちんとつかず、炎症や酷い痛みとなることもあります。
骨折は打撲や捻挫と勘違いしやすい病気でもありますので、骨折とは気がつかずに放置してしまう方が多くいらっしゃいます。先にも述べましたように、放置しておくと命に関わる場合もあります。
腫れやむくみは骨折かもしれない、というサインでもあります。
受診をする際には、整形外科をおすすめします。問診ではまず、何をしたか、いつから続いているのか、と聞かれます。
また、殴打したり捻った覚えはなくても骨折してしまうこともあります。骨粗鬆症による骨折や、繰り返し激しい運動しているスポーツ選手によく診られる疲労骨折です。
腫れやむくみは放置せずに身体のなんらかの異変を教えてくれているサインと捉え、適切な受診をしてください。


寝ている間に足のむくみ・疲れをスッキリ軽くする「夜用揉まれるサポーター」