採集 ラーメンズ『ATOM』より
ほぅ。
<p><a href="http://blog.hatena.ne.jp/-/topic/PTAについて">トピック「PTA」</a>について</p>
PTAについて
いろいろな方の言葉をよんで
いろいろなことを思い出しました。
嫌な記憶
が、大半ですが
経験としてはどうか…
と考えると、役員をやってよかったです。
私は馬鹿ですから、会長をやっているときには
いろいろな方から
かいちょー
っとチヤホヤされるのは楽しかったです。
そして、役員経験者の方は挨拶程度の関係でも
声をかけてもらったり、協力してもらえました。
また先生方のことも…いろいろ垣間見られました。
しかしながら
ボランティア活動そのものに慣れていない方
時給換算が好きな方
批判、陰口に敏感な方
組織を理解しない方
には、辛い活動になるのだろうとおもいました。
理想は
やりたい人が
やりやすい組織
なんでしょうか。
やらずに済むならやりたくないのが役員です。
でも、また一緒に役員をやりたいな、と思う方は沢山います。
私は、誰かに
あの人と一緒なら役員やってもいいかな、
と、思ってもらえたでしょうか。
はい!
<p><a href="お題「今日の自分に一言」
">http://blog.hatena.ne.jp/-/odai/10328749687206436241">お題「今日の自分に一言」笑え。
肝臓障害を伴うむくみについて
今回は肝臓障害を伴うむくみについてお伝えいたします。
肝臓のにいてお話するまえに、むくみについてお話いたします。むくみとは浮腫(ふしゅ)ともいいます。
血液には酸素、栄養素、そして水分などが含まれています。血液は心臓から送り出され全身の臓器を巡り、臓器を正常に働かせるためにそれらを送りとどけます。そして不要になった老廃物を回収して心臓に戻ります。むくみとはその、循環しているときになんらかの理由で水分などが全身の色々なところにたまってしまい、膨らんでしまうことです。
次に肝臓についてお話します。肝臓は横隔膜の下にあり胃の左側にある臓器です。その働きは大きく分けて二つあります。
一つは代謝です。食べ物を消化吸収したあと、肝臓は糖、たんぱく質、脂肪をエネルギーの元となる形に変えます。そしてエネルギーの元を貯蔵します。体にエネルギーが必要なときにエネルギーのもととして供給されるのです。
また、このエネルギーの元を運ぶ役割するタンパク質も肝臓ではつくられています。このタンパク質を、アルブミン、といいます。アルブミンは肝臓でしか作られません。アルブミンは血液中の様々にエネルギーだけでなく、様々な物質を運んでくれます。そして体液のバランスをとる役割はたしています。健康診断の血液検査の欄に、アルブミン、という名前を見たことがあるかたも多いかと思います。肝臓の機能が低下すると、この数値も低くなります。
二つ目は解毒です。体の老廃物やアルコールなどを分解して体に影響をしない形にかえてくれます。
また肝臓は「沈黙の臓器」とも言われることがあります。なんらかの原因で障害と受けていても自覚症状として体に現れるまでにとても時間がかかるのです。
その自覚症状のひとつにむくみがあります。これを「肝性浮腫」といいます。肝性浮腫は肝臓障害(肝機能障害)の最初にあらわれます。特に左側の足からあらわれるのが特徴です。そしてそのままむくみの症状が進行すると、下半身全体から全身へとむくみが広がってしまうのです。さらに腹痛が続いたり、嘔吐したり、あるいは意識障害に見舞われることもあります(意識障害とは、肩を叩く等の外側からの刺激、名前を呼ばれたりしても無反応であったり、状況を正確に把握することが出来ない状態のことです)。
むくみの他には、疲れやすく体がだるい全身倦怠感や微熱、かゆみ、食欲不振等の症状があります。
肝臓は先ほどお話ししたように、糖やたんぱく質をエネルギーの元に変えて貯蔵したり、体の老廃物を分解して解毒してくれる非常に大切な臓器です。肝性浮腫は肝臓の働きがなんらかの原因でうまく機能しなくなったときにあらわれます。そして、沈黙の臓器と言われるほど我慢強いため、むくみ等の自覚症状があらわれたときには原因となる病気がかなり進行していることが多いのです。
ではその原因とはなんでしょうか。肝性浮腫をひきおこす、肝臓障害(肝機能障害)の種類について代表的なものをあげてまいります。
①脂肪肝
肝臓はエネルギーの元を貯めている臓器です。しかしながらそれら全てを全身に送り出しているわけではありません。ある程度のエネルギーの元は備蓄されています。それが、毎日の食生活で食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしていると、備蓄されているエネルギーの元がふえすぎてしまい脂肪肝になってしまうのです。
②肝炎
肝炎には、アルコールによる肝炎、薬の服用が原因の薬物性肝炎、ウイルスに感染することによる肝炎などがあります。そしてウイルス性の肝炎では、肝がんのほとんどがウイルス性肝炎から起こるといわれています。しかしながら、日常生活の中でウイルス性肝炎に感染する可能性はほとんどないとされているため、病院で検査を受けてウイルスが発見されなければ心配はないでしょう。ウイルスが発見された場合には、その後肝がんになる可能性が高くなるため継続して通院してください。
また、大量飲酒による脂肪肝が、さらに進行して悪化したものがアルコール性肝炎といいます。主な症状は、むくみ、倦怠感や吐き気、黄疸(眼球の白い部分が黄色くなったり、手が黄色くなってしまうことです)などですが、はっきりと現れないこともあります。肝臓は非常に回復力が高い臓器です。アルコール性肝炎の診断を受けても、初期症状であれば飲酒量を減らすことで肝炎が改善することもあります。
③肝硬変
肝硬変は肝炎が進行した状態で、最終的に肝臓が硬く小さくなります。
④肝がん(肝臓がん)
肝がんは、主にウイルス性肝炎から進行したものと、他の器官のがんから転移したものに分けられます。正常に機能して働いている肝臓がいきなりガンになることはなく、他の臓器で進行したガンの転移か、先にも述べたようにウイルス性の肝炎が進行して肝癌となります。肝臓はがんに侵されていても初期の段階では自覚症状はありません。がんが進行してから自覚症状があらわれます。進行すると肝硬変の症状である食欲不振・黄疸・倦怠感むくみなどが現れます。
肝臓障害(肝機能障害)には初期症状がほとんどありません。
しかしながら、左側の足からむくみがあらわれるという特徴があります。
日頃からの食生活や飲酒を上手く管理するとともに、ご自身の体でむくみはあるか、むくみやすい場所はどこか日頃から注意しておくことも大切です。
そして肝臓は血液の検査結果からわかることも多いので、自治体の住民検診、お勤め先の健康診断を利用して定期的に確認することをおすすめいたします。
突発性浮腫(ふしゅ)について
今回は突発性浮腫についてお伝えしてまいります。
浮腫(ふしゅ)とはむくみともいわれます。むくみ、という方が馴染みのある方も多いかと思います。私たちの体は心臓の働きにより、全身に血液が循環すること成り立っています。血液には栄養素、酸素、水分等が含まれております。血液が全身を巡り栄養素や酸素を全身の臓器に運び、そして老廃物等を回収して再び心臓に戻って来ます。健康な状態であり、本来は水分のたまらない場所に水分がたまってしまい膨らむことをむくみといいます。
そして心臓から一番離れた脚を巡ったあとの血液は重量の力に対抗して心臓まで戻らなければなりません。その重力に対抗してくれるのはふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉が何らかの原因で心臓まで血液を戻す役割を果たせなくなった時、脚全体や膝、足首などの下半身でむくみがひどくなり、痛みを伴うことが少なくありません。
一日中立ち仕事をしていて夕方には足がパンパンになり、靴がきつく感じる方も多いかと思います。このような場合、一過性のむくみであり、しっかりと足をマッサージをしたり休養をとることでおさまります。
また、肝臓や腎臓、甲状腺などの臓器に疾患が原因でむくむこともあります。また内服している薬の副作用としてむくみが出てしまう方もいらっしゃいます。
しかしながら突発性浮腫は病気や薬が原因でないのに、一定の期間、繰り返しむくみがでます。むくみが出る箇所は、手足だけでなく顔やお腹にも現れます。
一日中立ち仕事をしたり、歩き通しで過ごした夕方に足にむくみが出る方は多くいらっしゃいますが、突発性浮腫の場合、足がむくむだけではなく体重も2〜3キログラム増えることがあります。20~50代の女性に多くみられます。生理前に症状が重くなることからホルモンのバランスの変化になにか原因があるのではないか、という研究者もいますが未だにその原因ははっきりとは分かっていません。
突発性浮腫ではむくみや体重増加、頭痛等の身体的な症状だけではなく、理由が特にあるわけではないのに不安になる、やる気がなくなる、疲れやすい、食欲減退、不眠など、うつ状態になることもあります(うつ状態とはうつ病ではありません。病名ではなく、状態を表します)。
また、過度なダイエットによりひきおこされるともいわれています。食事を減らすことで必要な栄養素が十分に摂取することができなかったり、また下剤の乱用で体内のバランスが崩れるとそれらが身体的なストレスとなり症状が重くなってしまうのです。
また突発性浮腫は診断を決定するまでに時間のかかる検査が必要になります。
先ほど申し上げたとおり、腎臓や肝臓などにあきらかな原因疾患がないことを、まずははっきりさせるために検査し、腎臓や肝臓などに原因はないと診断をします。
また女性の場合には生理とも関連しているため、毎日起床直後と、就寝前に体重の確認をします。また生理周期とは関係なく、顔や腕など、心臓から上の体部分にむくみはあるかどうか、むくみが出ている間、イライラしたり落ち込んだり感情の起伏が激しくなることはあるか、などを細かく調べます。
突発性浮腫と診断された場合、残念ながら特効薬はなく対症療法で症状を軽していくことが治療法となります。放置しても大きな異常につながることはないと思われています。また、利尿剤を服用するとむくみがすっきりとすることもあり、利尿剤を習慣的に飲み続ける方も多いようです。利尿剤の長期にわたる服用は腎臓への負担となり、他の病気を引き起こしてしまうこともあります。
自分の判断で対処せずに、専門医への受診をおすすめいたします。
むくみは色々な臓器の疾患のサインですので、どこの科に行けば良いのか悩む方も多いかと思います。まずは近所の内科受診をおすすめいたします。並列して看板に、腎臓内科、泌尿器科などがある場合にはそれぞれの専門医資格をもっている先生がいらっしゃいます。その場合ですと、もし大きな検査や入院が必要になった場合によりスムーズに転院先を紹介してもらえます。
むくみは体の中で起こっている変化を教えてくれる貴重なサインです。ですからたかがむくみだと放置せずに、適切な対応をしてください。
乳児湿疹の原因について
長い妊娠の期間過ごし、出産という大きな仕事を終えたママ。そして出産と同時始まるのが赤ちゃんのお世話です。
赤ちゃんは言葉で自分のことを伝えることはまだできませんから、ママだけなく、多くの大人の目で見つめてあげることが大切です。
毎日欠かせない赤ちゃんお世話のなかで大切なことの一つに、沐浴があります。そのとき、赤ちゃんの全身の状態もチャックするママ、パパがほとんどだと思います。赤ちゃんの顔や背中にプツプツの赤い吹き出物のような湿疹を見つけて慌ててしまう、という経験はありませんか?乾燥してかさかさしていたり、赤くなって腫れていたり、痒そうにしている、、、等。
赤ちゃんが生まれてから一歳くらいまでの間に、顔のなかでも特おでこ、お腹や背中に繰り返しできる湿疹をまとめて、乳児湿疹といいます。赤ちゃんの肌は大人と比べると大変薄いため、ちょっとしたことでバランスが崩れて荒れてしまいます。しかしながら適切なケアをすると、治りが早いのも赤ちゃんのお肌の特徴の一つです。
乳児湿疹ははっきりと原因のわからないものもあります。お家でできるケアをしても繰り返し再発したり、症状がひどくなる場合には小児科医師に受診をおすすめします。また発熱を伴う湿疹もありますので、湿疹だけでなく他に気になる症状があるかどうかを確認することも必要です。
今回は乳児湿疹の原因のいくつかをお伝えします。
あせも
赤ちゃんは新陳代謝がとても盛んなため、汗をとてもかきます。ムチムチしている赤ちゃんは手首や肘、膝の裏側にも汗をかき垢もたまりやすいのです。首の周りや背中、おしりなどの目につきやすい場所だけでなく、蒸れやすいところには湿疹ができます。生まれたばかりの新生児(生後一週間から一ヶ月)の頃は白くプツプツができます。新生児期を過ぎると赤いプツプツになります。強く引っ掻いてしまって細菌に感染すると、感染したところがさらに腫れて膿がたまります。これを、とびひ、といいます。とびひは感染することもあるため、保育園などに通園している赤ちゃんはとびひのために通園をお休みして欲しいという場合もあります。とびひはきちんと小児科医師や皮膚科医師に受診をして適切な処置を受ける必要があります。
あせもの原因は皮膚の蒸れから始まります。赤ちゃんは大人よりも体温が高めですし、汗をしっかりと外に出す働きも未熟です。そのため肌が重なっているところは蒸れやすく、細菌も増殖しやすいのです。
あせもを防ぐためには、毎日の沐浴はもちろんですがこまめに汗をふいて肌着が湿っていたり汚れていたら着替えをまめにしてください。寒い季節にはついつい重ね着を多くさせたくなってしまいますが、大人よりも一枚少ないくらいが丁度良いとも言われます。またおしりから腰にかけてもよくみられますので、オムツを交換することも効果的です。
新生児ニキビ
新生児期(生後一週間から一ヶ月の間)によくあらわれる症状です。赤いプツプツがおでこや頬にでき、顔全体に広がり真っ赤になることもあります。
清潔な状態を保つことで生後二ヶ月くらいには自然と治ります。しかしながら引っ掻いたり擦ったりすると、症状が悪化することもあります。
基本的には沐浴のときに優しくガーゼなどで顔をふいて洗ってあげてください。過剰に石鹸を使っり、顔の皮膚を強く擦ってしまわないように気をつけてください。ぬるま湯で濡らした清潔なガーゼで拭っても脂っぽい感じが強く残る場合に、良く泡だてた石鹸やボディソープを使って顔を洗うことをおすすします。石鹸やボディソープを使った場合には必ず良く泡を流しましょう。泡が残るとそこがかさかさになってしまって痒みを増加させてしまうこともあります。
乳児脂漏性湿疹
生後四ヶ月頃までの赤ちゃんに良く見られます。保健所や保健センターの1ヶ月検診のときに保健師や看護師から、赤ちゃん皮膚のトラブルについての説明のパンフレット等をもらうこともあるかと思います。それは乳児脂漏性湿疹についてママからのご相談が多いためです。
頭と顔に、黄色っぽいかさかさのフケのようなものがあらわれます。かさぶたのようにみえるおおともあります。痒みはありませんが、症状が悪化すると赤くなって腫れたりジュクジュクした状態になります。
これは皮脂が過剰に分泌されるためだと言われています。
この場合も沐浴、入浴時にしっかりと肌を洗い清潔に保つことが大切です。かさかさなった箇所がなかなか取れない場合には、ワセリンやベビーオイルを使うととれやすくなります。清潔なガーゼにベビーオイルをつけてかさかさになっているところをふやかします。そしてベビー用の石鹸等をしっかりと泡だてて肌を洗い、良く流します。
この時期の赤ちゃんは自分で引っ掻いてしまうことが多いので、ママやパパとってはとても困ってしまうことも多いのかと思います。
赤ちゃんの爪はきれいに丸く切りそろえるようにしてくださいね。そして、夜寝ているときに引っ掻いてしまうことが多いので、ミトンを使う等も良いかと思います。ミトンは柔らかいものを使って、こまめに取り替えて清潔なものをつけてあげてくださいね。おしゃぶりが好きな赤ちゃんはミトンをジュウジュウと吸って、ミトンが湿ってしまって手が蒸れてしまうこともあります。
アトピー性皮膚炎
これは乳児脂漏性湿疹と症状が良く似ていますが、強い痒みを伴い何度も繰り返すことが特徴といえるでしょう。残念ながら原因は未だにはっきりとはしていません。食物アレルギーやハウスダスト、動物の皮膚や毛等が体内に入ったり、皮膚に触れることで湿疹が現れたり赤くなってかゆくなったりします。
この場合には必ず医師の診断と適切な処置が必要です。様々な湿疹があるので、ママが自分で判断することはとても難しいものです。赤ちゃんの泣き方がいつもとあきらかに違う、生まれて初めての食べ物など、心当たりがあった場合には出来るだけ早い受診をお勧めします。
食物アレルギーによる湿疹
離乳食を始めてからママが気になるのは、この特定の食べ物によって引き起こされるアレルギー反応だと思います。赤ちゃんが初めて色々な食べ物を口にするわけですから、その成長に喜びを感じると同時に不安を感じるママも多いのではないでしょうか。
代表的なアレルギーの元となる食べ物は、卵、牛乳、小麦、大豆などがあげられます。
赤ちゃんによってアレルギーの反応は様々ですが、口の周り、口の中、あるいは全身に赤い湿疹があらわれます。そして下痢をしたり吐いてしまうこともあります。また呼吸困難になって命に関わることもあります。
まとめ
赤ちゃんの肌はいつも清潔な状態に保ちたいものです。しかしながら、あまり気にしすぎて過剰にケアをして、症状をひどくさせてしまうこともあります。初めてのことでわからないことも沢山あるのは当然のことです。
気になる湿疹があらわれたら、ママが一人で抱え込まずに、小児科の先生や皮膚科の先生に相談してくださいね。湿疹の原因がわかれば適切な処置が早くにできます。
受診する場合には、いつから症状がつづいているのか、初めて食べさせたものはあるか、なメモをしておくことをおすすします。ママからのお話が医師の診断にはとても大切です。
痛みを伴うむくみについて
寝ている間に足のむくみ・疲れをスッキリ軽くする「夜用揉まれるサポーター」
今回は痛みを伴うむくみについてお伝えいたします。
まずはむくみについておはなしします。
むくみとは浮腫(ふしゅ)ともいわれます。私たちの体は心臓の働きにより、全身に血液が循環すること成り立っています。血液には栄養素、酸素、水分等が含まれております。血液が全身を巡り栄養素や酸素を全身の臓器に運び、そして老廃物等を回収して再び心臓に戻って来ます。健康な状態ならば本来は水分のたまらない場所に水分がたまってしまい膨らむことをむくみといいます。
そし心臓から一番離れた脚を巡ったあとの血液は重量の力に対抗して心臓まで戻らなければなりません。その重力に対抗してくれるのはふくらはぎの筋肉なのです。
ふくらはぎの筋肉が何らかの原因で心臓まで血液を戻す役割を果たせなくなった時、脚全体や膝、足首などの下半身でむくみがひどくなり、痛みを伴うことが少なくありません。
一日中立ち仕事をしていて夕方には足がパンパンになり、靴がきつく感じる方も多いかと思います。
しかしながらただむくむというだけではなく、痛みを感じることが多くなった場合にはより注意が必要となります。
先ほど申し上げたような、一日中立ち仕事をして夕方には足がむくみ多少の痛みを感じるという場合でも、しっかりと休養をとり、マッサージなどをすることでむくみと痛みが解消されるならば心配は要りません。
しっかりと休養をとり、むくんだ箇所を優しくケアしてもむくみも痛みも解消されない状態が継続する場合には病気が隠れているケースがあります。
ご自分でわかりやすいむくみは手、足、顔だと思います。
ここでは手、足、顔のむくみ、痛みをの原因となる病気についていくつかあげていきます。
腎臓の働きは血液をろ過して老廃物を尿に変えて体の外に出すことです。この役割が果たせなくなると、老廃物が血液中に残ってしまったり必要な栄養素までそとに出してしまうことがあります。腎臓に何らかの原因があり痛みを伴うむくみが続いている場合には、手足のむくみはだけではなく顔のむくみも酷くなります。この顔のむくみは特徴的で、ムーンフェイスともいわれます。満月のお月様のように顔が丸くなってパンパンに膨らんでしまいます。
腎臓に炎症を起こす腎炎、血液のろ過を正常に機能させなくなるネフローゼ症候群などが病名としてあげられます。
そして女性に多く見られる、甲状腺機能低下症です。甲状腺とは首の扁桃腺のもう少し奥、のどぼとけの少し下に位置する臓器です。
甲状腺が果たしている機能は代謝です。正確には代謝をつかさどるホルモンの分泌なのですが、ここではわかりやすくイメージしていただくために、代謝をあげたり下げたりする役割だとお伝えしておきます。
甲状腺機能低下症は全身の代謝を下げてしまいます。つまり新陳代謝が悪くなりますので全身が何となく重いと感じたり、首なども腫れます。
手足のむくみ、顔のむくみだけでなく急な体重増加や首の腫れも見られた場合には注意が必要となります。
そして栄養素が不足していると痛みを伴うむくみの症状があらわれることもあります。それはビタミンB1の不足です。
ビタミンB1の大切な働きの一つに、白米やパンなどの炭水化物として摂取した糖質を体内でエネルギーに変えるということがあります。ビタミンB1が不足すると、糖質をエネルギーに変えることができなくなります。足がしびれたり、むくみに痛みが伴い、動機などが引き起こされることもあります。
そして足の血管が浮き上がる、静脈瘤も痛みを伴うむくみの原因となります。足の表面にある血管がうねうねをと曲がり浮き出してくる病気です。
ただむくむというだけでなく、痛みを伴う場合には何らかの病気のサインかもしれません。
むくみは足に出やすいのですが、足だけではく手や、心臓よりも上にある顔や首に痛みを伴うむくみの症状があらわれた場合には軽視せずに受診することをおすすめいたします。
どこの科に受診したらいいのかお悩みになる方が多いかと思います。その場合、かかりつけの内科のクリニックなどがあるならばまずは内科の先生に相談してください。内科は非常に専門が細分化されています。短い診察時間に色々と説明することができないのではないかと不安になった場合には、気になる症状がいつ頃からどのくらい続いているのか、症状の程度はどのくらいのんか、あなた様が一番心配で困っていることをメモに書いて持参するとよいでしょう。
特に、痛みをともなうけれどただのむくみで受診するなんて、、、と、遠慮してしまう方が多いのですが、日常生活を送る上で困っているならば早めに受診していただきたいと存じます。